【パリからロンドン】バスでお得に移動する方法&注意点を徹底解説!

【パリからロンドン】バスでお得に移動する方法&注意点を徹底解説!

こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。

現在国際旅行見本市の取材でロンドンに来ております!

パリからロンドンは東京から大阪くらいの距離なので

取材でも気軽に訪れることができ、

ヨーロッパ周遊旅行でも人気ルートの1つです。

ユーロスターという新幹線のようなものだと

片道約2時間半で到着しますが

運賃は100ユーロほどします。

バックパッカーには決して安くはありませんよね。

そこでとにかく安く移動したいという人に

おすすめしたいのが長距離バス!

所要時間は片道7時間ほどかかりますが、

なんと20ユーロ前後で移動できるんです!

今回は、昼便のFlixbusを利用した際の

パリからロンドンまでの行き方を徹底解説します!

比較的厳しいと言われる

イギリスの入国審査の様子もお伝えするので、

最後までお見逃しなく!

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Bercy Seineのバスターミナルから出発

メトロの6号線と14号線のBercy駅から

公園を突っ切ったところにバスターミナルはあります。

徒歩およそ7分ほどです。

結構大きめのバスターミナルで

昼便にも関わらず人でごった返していました。

電光掲示板でバスの番号と出発時間、

出発ゲートが確認できますが、

たまに急に消えたりしていたので

奥のFlixbusのオフィスで聞くか

スタッフに声をかけて聞くと安心です。

Flixbusはチケット印刷しなくてOK!

Flixbusの良いところは、

事前にアプリをダウンロードしておけば

Eチケットを印刷しなくて済むところです。

バス乗車時に運転手にアプリからQRコードを表示

パスポートとともに表示すれば乗車できます。

QRコードはオフラインでも表示されるので、

WIFIがない場所でも使えるので安心です!

バスは基本的に自由席なので、

チケットのチェック→入国カードをもらったら

すぐに乗り込んで席を確保しましょう。

まわりのヨーロピアンたちはものすごい勢いで

入り口に押し寄せるので、

悠長に並ぼうとしていると一生乗れません笑

郷に入っては郷に従えということで、

ガンガン前に進みましょう!

バス内はコンセント完備

通常Flixbusはコンセントはもちろん

WIFIも完備されているはずですが、

たまにWIFIが通じないことがあります。

今回もそのパターンでした。

念のため到着後の移動方法や地図などは

あらかじめネットがあるうちに調べておくと安心です!

コンセントは日本と形状が違うので

Cタイプの変換プラグを持参しましょう。

もしくはバスによってUSBの挿し口があることもあります。

昼休憩はサービスエリアで

私のバスは11時過ぎ発だったため

発車後2時間後くらいにサービスエリア

40分間の休憩がありました。

サービスエリアには無料かつ清潔なトイレ、

売店、マクドナルド、カフェなど

想像以上に設備は充実していた印象です。

物価は特別高く感じることもなかったので、

パリでお昼を買い忘れても

サービスエリアで十分調達可能ですよ。

フランスの出国審査はパスポート見せるだけ!

さらに数時間走ると、

まずフランスの出国審査に到着します。

一旦バスを降りて小さい事務所のようなところで

出国手続きを受けます。

数ヶ月前は貴重品だけ持って行けばよかったのですが、

今回はより厳しくなったのか

スーツケース含め全ての荷物を持って向かうよう

指示されました。

時と場合によって変わるかもしれないので、

ドライバーの指示に臨機応変に対応しましょう。

フランスの出国審査はただパスポートを差し出し

スタンプを押してもらうだけなので簡単です!

そのあと全ての荷物をX線検査に通し

異常がなければバスに再度乗り込み

イギリスの入国審査の場所まで移動します。

ここまでの流れですが、

Exitの表示もあるし道なりに進むだけなので

途中で迷子になることもありません!

初めての人も安心してくださいね!

イギリスの入国しめ

またドライバーが「パスポートコントロール!」

と叫ぶので今度は貴重品だけ持ってバスを降り

イギリスの入国審査に向かいます。

パリでバス乗車時にドライバーからもらった

入国カードはあらかじめ記入を済ませておきましょう。

私はいつもバスに乗ってすぐに書いてしまいます。

 

イギリスの入国審査は年々厳しくなっていると聞きますが、

正直本当です…!

私が質問されたことは全部で5つ

  • 〜日間の滞在でどこに行くのか
  • 目的は何か
  • 入国カードに記載されたホテルは予約済みか
  • ロンドン滞在後はどこに行くか
  • 帰りのバスのチケットを見せてくれ

こんなに細かく聞いてくる国は珍しいですよね。

しかも帰りのチケットの提示を求められるのは

初めてだったので私も少し驚きました。

ロンドンに入国する際は、

第三国へ出国するためのチケットは

あらかじめ予約しておくと安心です。

 

少し緊張するかもしれませんが、

とりあえず愛想よく受け答えするよう心がけましょう!

ロトンネルでイギリスへ!

以前夜行バスを利用したときは

フェリーで海を渡りましたが、

今回はユーロトンネルを通りました!

といってもバスごと電車のようなボックスに乗り込み

30分ほどしたらもうイギリスに到着です。

少し揺れましたが外も見えず

ただひたすら乗っているだけでした笑

 

無事イギリスに到着するとあとは2時間半ほど走り

ロンドン中心部のVictoria Coach Stationに到着です!

Victoria Coach StationではフリーWIFIが利用できます。

 

鉄道のVictoria Stationとは別の建物なので注意です。

徒歩5分ほどの距離ですが、

出口にサインがあるので基本的に迷わず済みます!

パリからロンドンへバスで移動する際の注意点

遅延の可能性あり!

私は10時30分発のバスを予約していましたが、

結局バスが到着したのは45分後でした。

道路渋滞が原因だったそうです。

さらに1本前の8時45分発のバスは

なんと2時間遅れ!

早朝から3時間以上も待っていた人もおり

乗る前からかなり疲れ切っていました…

バス会社も渋滞が原因で自分たちに非はないからと

日本のように謝ったりせず平然と対応されます笑

安いしバスということもあり

遅延は起こりうるということと、

遅延してもとにかく待つしかないということは

事前に理解しておきましょう。

貴重品の管理はしっかりと!

入国審査のときや休憩時間は

バスのドアも開けっ放しのため、

貴重品は自己管理を徹底する必要があります。

不特定多数の人が出入りできる状況なので

いつも以上に慎重になりましょう。

夜行バスは出入国審査が深夜

今回私が昼便を利用した理由が、

深夜の出入国審査を避けるためですw

朝2時〜3時頃に国境に到着

眠い目をこすりながら寒い外に出て

マシンガントークさながらの入国審査を突破するのは、

結構きついです…!

ただ、夜行バスのほうが時間を有効活用できるので、

やはり便利度は昼便よりも高いと感じます。

ご自身の体力と気力と相談して決めてみてください!

まとめ:パリからロンドンはバスでお得に移動!

所要時間や遅延などもありますが、

安く移動したいならやはりバスは非常におすすめです!

特にヨーロッパは食費や宿代がかさむので、

交通費くらいはなるべく抑えたいという場合は

ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?

 

 

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