女性の海外一人旅は危険?最低限の安全対策まとめ【体験談あり】

  • 2018.05.09
女性の海外一人旅は危険?最低限の安全対策まとめ【体験談あり】

こんにちは、パリ在住フリーランスのnatsumi(@natsumiinparis)です。

以前、女一人旅に南インドをおすすめする記事をシェアし、

南インドは北インドよりは安全

というようなことを書きました。

しかし、女性が一人旅するからには

用心すべき点が多いのも事実。

実際世界中どこに行っても、

時に日本人女性はちょろいと思われやすく

危険はつきものです。

でも危険だからという理由だけで

女一人旅を諦めるのはもったいないですよね。

そこで今回は、女性が海外一人旅で、

危険を回避する方法といざという時の対処法を、

25ヵ国旅した私の実体験を元にシェアします!

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危険回避のコツ

知らない人にはついて行かない

みなさん小学校で習いましたね?

正直これを守ればほとんどの危険を回避できます。

どれだけ親切にされても2人きりでは

男の家には行かない、夜に食事にいかない、

自分の土地勘のないところへついて行かない、

これくらいは最低限徹底すべきです。

たまに、仲良くなった人にガイドしてもらったけど

何もなく普通に楽しかった!という話も聞きますが、

あまり一人旅に慣れていないなら極力避けたほうが無難です。

はっきりNOと言う

YESマンになることほど危険なことはありません。

いらないものはいらない、

やりたくないことはやりたくない、

はっきり断りすぎたら相手に悪いかな…

なんて考えなくて大丈夫。

曖昧に答えたら相手の都合のいいように

捉えられるだけです。

でもただ無愛想に返すのだと

正直お互いにあまり気分はよくないですよね。

私がカンボジアを旅したときに出逢った

アメリカ人のねえさんの、

断りたいときや答えたくないことに対して

ジョークやユーモアで明るく返事する術

とても参考になりました!

例えば「Where are you from?」と聞かれたとき

「I’m from moon!(月から来たのよ!)」

と答えていたのは面白かったです笑

私の場合は「What do you think?」

逆質問しますw

そうすると勝手に国籍当てクイズが始まるので、

あとは笑って聞いていれば大丈夫です笑

笑顔でも毅然と自己主張すれば

それ以上絡まれることは少ないです。

ただ、インドなどでは

いつまでたっても付きまとわれることもあります。

そういうときは真顔で早歩きでどこか店に入るなり、

ともかく完全無視を貫くしかないので頑張りましょう。

道で地図を開かない、情報収集はしっかりと

道で地図を1人で開いていると、

高確率で話しかけられます。

自分から声をかけてくる人は大体下心がありました。

普通、見知らぬ人に話しかけるほど

みんな暇じゃないですからねw

私は旅人にとって致命的な重度の方向音痴なので、

道に迷うことは日常茶飯事ですが、

迷っても基本足を止めない、

どうしても調べたいならどこか店に入るようにしています。

といっても夜に迷子になるのは非常に危険なので、

土地勘のないところに行く時は夕方までに到着し、

あらかじめしっかり情報収集をしておくよう

心がけています。

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海外一人旅事件簿

夜行バスでセクハラinタイ

チェンマイからバンコクに戻る時、

私は夜行バスで窓側に座っていました。

快適なバスの旅と思いきや、

隣のタイ人のでっかいおっさんの左手が

わたしの太ももをスリスリしてくるではありませんか!!

おっさんは頭までブランケットを被っていて

表情も確認できないし、

寝息も聞こえてきた気がしたので

最初は寝ぼけてるのかなと思いましたが(ポジティブ)

何食わぬ顔で休憩で降りて帰ってきた後も

攻撃を再開し始めたので絶対確信犯!

脱出しようにも前の席がリクライニング全開だし

おっさんでかすぎて私の短足では飛び越えるにもきついし、

バンコクまであと5時間くらいある中、途方に暮れました。

一応おっさんの手をおっさんの膝の上に

戻してあげたりもしましたが、

また私の膝の上に戻ってきます。

このやりとりを何回かしても、

状況は変わらず(でしょうね)

結局体を窓側に全力でねじって

窓に張り付いてみたら、

やっとおっさんは諦めてくれました。

暗闇の密室での出来事、結構怖かったです。

本気でやばそうだったら飛び越えてでも

脱出していたと思いますが…

これ以降、バスは通路側に座るなど、

常に逃げ道を作るよう心がけています。

電車でセクハラ酔っ払いおやじと2人きりinドイツ

大晦日友人とパーティーしまくり二日酔いで、

新年早々朝から電車に乗っていたときの話。

スマホをいじっていたら

「Happy New Year!」と言われたので

反射的に顔をあげて私も返したら

目の前には酒臭い酔っ払いおやじが!

あ〜答えるんじゃなかったと後悔しても時既に遅し。

フランス語話者らしく片言の英語とドイツ語で

(首から上しか露出していない雪だるまに対して)

セクシーだのキスしてもいいかいだの、

ずーーっと絡んできます。

とりあえずドイツ語しかわからないふりして

ドイツ語で返したり(ドイツ語できてよかった)

とにかくガン無視することに徹しました。

最後降りる時手の甲にキスをされ

死ぬほど気持ち悪かったですが、

その程度で回避できたのは

毅然とした態度で必要以上に相手にしなかったからだと思います。

もし愛想笑いでもしていたら

もっとエスカレートしていたでしょう…

この日から、あまり人気のないところで

一人にならないよう気をつけています。

レストランでしつこく求婚inインド

インドのレストランで相席はよくあることで、

この日もおじさんが目の前に座ってきました。

どこから来たの?と聞かれましたが、

日本と言うとある意味舐められそうなので

必殺の逆質問で返しました。

するとネパールだのパキスタンだの、

ジャパンはいつまでたっても出てきませんでしたが、

とりあえずパキスタンから来たことにしたり

適度に会話を楽しんでいた矢先、

突然「I like you, I love you, I kiss you, MARRY ME!!! 」

呪文のように繰り返し始めるおじさん。

インドでは求婚くらいよくあると聞いていましたが

実際やられるとまあまあうざいです。

真顔どころか嫌悪感丸出しだったのに、

全く懲りないしむしろ奢ろうとしてきたので

素早く自分の支払いを終わらせ、

全力で逃走しました。

若干追いかけようとしてきたのは

夜だったのでちょっと怖かったですが、

嫌なときは全身で嫌悪感を醸し出し、

変に相手にせず早めに退散すべきだと

身をもって体感しました。

まとめ

つい熱くなり長くなってしまいましたが、

とにかく相手のペースに飲まれない、

自己主張をする、常に逃げ道を用意しておく

この3点を守れば、最低限危険を回避

いざという時も対処できます!

やはり旅の醍醐味として

現地の人との交流も期待しますが、

男性の旅人も含め

複数人のときにしたほうが安全です。

旅好き女子のみなさん、

危機管理を徹底し、

楽しく安全に旅をしましょう!

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