【EKIBEN JAPON】パリに駅弁!?新たな日本の魅力発信へ

【EKIBEN JAPON】パリに駅弁!?新たな日本の魅力発信へ

こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。

今回は「ジャポニスム2018」の参加企画、

「EKIBEN JAPON」の現地レポート

インバウンドの視点からお届けします。

「ジャポニスム2018」とは

日仏友好160周年を記念し、

2018年7月からパリを中心に

フランス全土で開催中の

複合型文化芸術イベントです。

“世界にまだ知られていない日本文化の魅力”

を発信することをコンセプトとし、

8ヶ月にわたりさまざまな企画が用意されています。

2018年10月30日から11月30日まで、

パリ・リヨン駅にて駅弁を販売しており

2016年以来2度目の開催となります。

 

「ジャポニスム2018」の影響もあり

フランス人の間で日本文化への関心が

高まりつつあるとはいえ、

いまだにあまり馴染みのない”駅弁文化”を

知られざる日本の魅力としてどのようにPRしているのか

早速見ていきましょう。

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日本を代表する老舗駅弁会社5社とタッグ

「EKIBEN JAPON」は、

JR東日本と日本レストランエンタプライズ(以下NRE) が

日本を代表する老舗駅弁会社5社と協力し実施しています。

 

販売箇所は、2016年に引き続きパリ・リヨン駅です。

南仏やリヨン方面へ向かう新幹線TGVの起点となっており

フランス最大級の鉄道発着駅として採用されました。

日本の東京駅のようなイメージですね。

 

2016年は販売期間を

1ヶ月延長するほどの好評ぶりでしたが、

NREの駅弁のみの販売だったため

今回は新たな取り組みとして計7種類の駅弁を販売中です

  1. 株式会社花善(秋田県)/「鶏めし弁当」
  2. 株式会社斎藤松月堂(岩手県)/「シャロレー牛あぶり焼き弁当」
  3. 株式会社日本ばし大増(東京都)/「菜食弁当」
  4. 株式会社 大船軒(神奈川県)/「幕の内 9 の彩り弁当」
  5. 株式会社淡路屋(兵庫県)/「ひっぱりだこ飯」
  6. ジャポニスム 2018 記念駅弁「よりどりいなり弁当」
  7.  JR 東日本・NRE 共同開発駅弁「 E7 系新幹線弁当」 

特にジャポニスム 2018 記念駅弁「よりどりいなり弁当」

今回出店した駅弁各社の自慢の味を「いなり」で表現し、

前例のない記念駅弁の共同開発に挑みました。

フランスのブランド牛”シャロレー牛”や

日本各地の特産品を活用した駅弁が揃い、

駅弁文化の特徴である

「地産地消」のコンセプトをPRしています。

ユニークな食品サンプルでパリ市民を惹きつける

店頭には駅弁の精巧な食品サンプルがずらっと並びました。

日本では一般的な食品サンプルですが、

海外では珍しく“日本の芸術”と注目されており、

訪日外国人観光客のお土産としても人気です。

駅弁を知らない人でも

食品サンプルに惹きつけられ足を止め、

弁当の詳細を販売員に質問する様子も見られました。

平日の夕方に訪問しましたが、

すでに「幕の内 9 の彩り弁当」と

「よりどりいなり弁当」は売り切れとなっており、

今回も好評を得ている様子が伺えます。

訪日経験のあるフランス人も多く訪れているとのことで、

当時の日本での旅行を懐かしむ人や

日本では買いそびれたから今回足を止めたという人まで

目的はさまざまのようでした。

実際に買ってみたらフランス人大興奮

フランス人の親戚とのディナーに

駅弁を買って帰ってみました。

「シャロレー牛あぶり焼き弁当」と「鶏めし弁当」を購入。

まず駅弁の中身を見る前に、箱の蓋に感動!

千代紙の装飾が可愛らしく、

食べた後も再利用できるよう丁寧に保管していました。

肝心の駅弁の中身はというと、

彩りが鮮やかで少しずつさまざまなおかずが楽しめる点、

花の形のにんじんなど、

「とても繊細でまさに日本らしい!本当に美しい!」

と大絶賛していました。

何度も訪日旅行を経験しており、

実際に駅弁を新幹線の車内で食べたこともあるため

懐かしい気持ちになったと、

嬉しそうに話していたのが印象的です。

「シャロレー牛あぶり焼き弁当」の掛紙の裏側には

弁当のコンセプトや駅弁会社の説明が

フランス語で詳しく記載されています。

そのほかにも地図上で岩手県一関の場所を説明し、

昔の駅弁売店の様子の写真も載せるなど

ユニークな内容となっていました。

親戚も熱心に説明書きを熟読し、

より駅弁文化に興味を持ったようです。

さらに「鶏めし弁当」には、

地元の小学生が製作した

可愛らしいキーホルダーも添えられており、

さりげないおもてなしに感動していました。

まとめ:知られざる日本の魅力発信に効果的

「EKIBEN JAPON」では駅弁の中身だけでなく、

掛紙などあらゆる角度から

日本文化への興味を引く仕掛けが施されているのが

特に印象的でした。

日本各地の駅弁会社が参加し、

地方ならではの食材を使用していることから

地方都市の認知に繋げる1つの手段としても

効果的と言えるでしょう。

 

「ジャポニスム2018」の開催で

より日本文化への関心が高まるフランス市場からは

今後も目が離せません!

当ブログでも最新の現地レポートをお届けしていくので

引き続きぜひチェックしてください!

 

 

 

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