フランスワーホリを決断し、退職、出発するまでの準備行動まとめ

フランスワーホリを決断し、退職、出発するまでの準備行動まとめ

こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。

新卒で入社した会社を1年1ヶ月で退職し、

ワーホリビザでパリに滞在しています。

もちろんワーホリ行くぞ!となって

すぐビザ取って辞めたというわけではなく、

逆算して1つ1つ行動していきました。

会社になるべく迷惑をかけず

自分も余裕をもって準備していくことは大事ですよね。

実際予想以上に税金や健康保険など、

手続き系でやることが多く、

情報収集するのも非常に苦労しました。

ワーホリ出発までに

やらなきゃいけないこととその手順って

あまり想像をつかず不安になる方も

多いのではないでしょうか?

そこで今回は、私がワーホリに行くことを決断してから

退職、渡航するまでの行動をします。

事前準備に不安がある方は、

あくまで一例ですがぜひ参考にしてください。

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12月上旬:フランスワーホリに行くと決断

11月中旬頃から働き方に悩んでいて、

何か打開策はないか模索していたとき

思いついたのがフランスワーホリ

退職の時期は、一応1年は働いていたほうが

区切りとして良いかなと思い

この時点では3月末に設定しました。

ワーホリの出発時期は、

退職して2ヶ月あれば準備もできるしという理由で、

ぼんやり5月末にすることに。

12月下旬:ワーホリビザの申請準備を始める

フランスはワーホリビザ申請のための

書類が11種類もある珍しい国。

心配性かつ仕事しながらだと

なかなか準備もギリギリになりかねないと思い、

出来ることから少しずつ進めていきました。

フランスワーホリビザ申請の必要書類についてはこちら

1月下旬:上司に退職の旨を報告、大使館の来館予約

一般的に退職希望日の2ヶ月前頃には、

直属の上司に報告すべき

グーグル先生がおっしゃっていたので、

そのとおりにしてみました笑

言う前はだいぶ緊張しましたが、

嫌な顔ひとつせず了承してもらえました!

ただ3月4月は、

仕事柄1年で最大の繁忙期を迎えることもあり、

退職するのは4月下旬に。

(実際4月末に退職しても、

渡航まで1ヶ月もあるから大丈夫だろ〜ということもあり)

大使館の来館予約ですが、

実は事前にビザ申請日時を予約してからでないと

受け付けてもらえません。

詳しくはフランスワーホリビザ申請(必要書類)を参照ください。

2月:航空券購入、ひたすらビザ申請準備

ビザの申請書類の中には

入国日を記入するものがいくつかあったので、

どうせ今決めなきゃいけないなら

航空券も買ってしまおうと思い早速ぽちりました。

ちなみに私は片道航空券です。

帰りはインドなど寄り道するかもしれないので、

オープンチケットはやめました。

それからは、書類を書いたり

健康診断受けたり銀行行ったり…

仕事の合間を縫いながら準備を進めていきました。

たしかに書類が多いのはめんどくさかったですが、

明るい未来を踏み出す一歩になると思うと、

結構前向きに頑張れました笑

3月上旬:ワーホリビザ申請、取得

なんとなく、3月は区切りの時期だし

大使館のビザセクションも混むかなと思い

どっちみち3ヶ月前から申請できるので

渡航日の2ヶ月半前とだいぶ早い時期ではありましたが

申請に行くことにしました。

しかし私の予想ははずれ、

たまたま運がよかっただけかもしれませんが、

申請日の2日後にはビザの貼られたパスポートが

郵送されてきました笑

これでとりあえずワーホリは確定したので一安心!

4月上旬:税金など公的手続きの情報収集

ここからが難関でした。

そもそも社会人1年目で税金やら年金やら保険やら

何が何だかさっぱりわかりません笑

特に住民税なんて初めて納めるので、

こんなに払うことになるなんてびっくり。

複雑で私もまだ勉強中なので、

ここでは私のケースを紹介します。

住民票を抜く(海外転出)

この決断に至った理由は2つあります。

住民税を払わなくて済むから

住民税は、1月1日時点の居住している市町村に対して、

前年度の収入に基づき納めます。

よって、2018年5月に渡航し

2019年5月に帰国するであろう私は、

住民票を抜かないと2019年1月1日時点も

形式上は日本に住んでいることになるので、

2018年度の収入に基づき

住民税を納めなければいけません。

実際は住んでもいないのに

多額の住民税を納めるのは嫌なので、

海外転出することにしました。

国民年金が任意加入になるから

会社を退職してしまったので、

基本的には改めて国民年金に加入しなければなりません。

しかし、海外転出すると任意加入になるので

支払い義務もなくなります。

ただそのぶん老後に貰える年金は少なくなるので、

それが嫌な方は払う選択をするのもアリです。

できるだけ今は出費は抑えたいというのが本音で、

住民票も抜く決断をしました。

4月中旬:財務に退職後の必要書類について相談

あまり急にあれこれ必要だと言うと迷惑がかかるので、

退職する2週間前くらいから、

本社の財務と連絡を取り始めました。

具体的にお願いしたのは3点

退職後の郵送先(連絡先)

私は退職日の翌日から実家に引っ越すので、

実家の住所に今後は全て郵送してもらえるようお願いしました。

源泉徴収票

私の場合本来は健康保険の手続きに必要な書類でしたが、

任意ということで結局なくても手続きできました。

退職したらすぐもらえるのかなと思いきや、

4月分の残業代の精算や退職所得の関係で、

5月25日頃届きました。

4月末:退職、引っ越し(転出届)

退職日あたりは、

最後にミスをしないかヒヤヒヤしながら

いつもの数倍丁寧に仕事をしていました笑

最後に連休をもらえたので、

月末は引っ越し準備に奔走!

一旦実家があるほうの市町村に転入することに。

引っ越し日の14日前から転出届を出せるので、

空いているときに役所で手続きをしておきました。

いざ引っ越し間近になるとバタバタするので、

事前に済ませておいて正解でした!

5月上旬:転入届、健康保険と住民税の手続き

ひとまず実家のある市町村に転入

また1ヶ月以内に同じ役所に

転出届を出しに行くのも変な感じですが笑

住民税ですが、2017年度はしっかり会社員で稼いでおり

2018年1月1日時点は日本に住んでいたため、

これからフランスに行こうが

住民税は払わなければいけません!

でもフランスからは払えないので

銀行の口座振替をお願いしました。

一人暮らしをしていたほうの市役所の窓口で

住民税の口座振替の申込書をもらい、

後日銀行の窓口で提出しました。

ただ、実際口座振替が利用できるようになるのは

提出して2ヶ月後くらいからなので

住民税納付の第1期には間に合わないかもしれないとのこと。

なので、念のため、納税管理人も選定することになりました。

納税管理人とは、

納税者本人に代わって納税する人のことで(そのまま)

親族でも友人でも誰でもいいらしいですが、

私は父にお願いしました。

納税管理人選定のための申込書は、

納税する市町村のHPからダウンロードできるので

必要事項を記入し郵送すれば、

こちらは届き次第すぐ手続き完了です。

これで住民税納付の時期になったら、

納税管理人のもとに振込用紙が送られてきます。

でもこれを4回もやってもらうのは申し訳ないので、

少なくとも第2期から第4期は

口座振替で勝手に引き落とされる仕組みを作りました。

5月中旬:海外転出届

渡航日の14日前から役所で届け出が可能ですが、

またギリギリだと慌しくなりそうなので

10日前に出してきました。

その際に、帰国してまた転入するときの注意点

のようなものをもらったのですが…

帰国時は自動化ゲートではなく

有人窓口でスタンプを押してもらうこと

というのも、基本的に海外転出は1年以上

海外に滞在する人ができることなので

帰国日を確認されるらしいです。

まとめ

ここまでの長文読んでくださりありがとうございます!!

1つ補足ですが、

クレジットカートや銀行口座の開設などは、

会社員の社会的信用があるうちにしたほうがいいので、

クレジットカード1枚しかない…

という方はぜひ在職中に作りましょう。

ワーホリとか海外移住とか、

いざ挑戦しようと思っても

実際事前に準備しておくべきことって何だろう?

といった不安を抱えている方も多いかと思いますが

この記事から少しはイメージが湧いていれば嬉しいです!

自分だけじゃなく、

日本にいる家族に迷惑をかけないようにするためにも

事前準備はしっかりしておきましょう!!

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