こんにちは、パリ在住フリーランサーのnatsumi(@natsumiinparis)です。
学生時代はの趣味はバックパッカーで、
長期休みのたびに、主に海外へ一人旅に出ており、
気づいたら25ヵ国訪れていました。
私はいつもWifiルーターなどは持たず、
宿やカフェの公共のWifiで旅していたため、
特にバックパッカーならではの長距離移動中、
Wifiのない環境にいることが多かったです。
そんなときに旅のお供として必要なのが、
旅の雰囲気を盛り上げるための旅本!
特に英語もネットも通じないキューバを一人旅しているときに読んだ、
“あの本”は今でも忘れられず、
パリでも早速読み返して黄昏ています笑
今回は、旅のお供に最適で、
かつ旅欲を掻き立てるおすすめの本を
5つ厳選し紹介していきます!
Contents
旅する力―深夜特急ノート
旅とは何か、なぜ人は旅へと駆り立てられるのか? 冒険と叙情に満ちた紀行文学であり、瑞々しい青春記でもある名作『深夜特急』の誕生前夜、若き著者には秘められた物語の数々があった……。幾多の読者からの絶えざる問いかけに初めて、そして誠実に応えた〈旅〉論の集大成、著者初の長篇エッセイが本書である。「恐れずに。しかし、気をつけて」これから旅立つすべての人に――。
バックパッカーのバイブルとして有名な、
沢木耕太郎の深夜特急
1970年代前半、著者が26歳のときに乗り合いバスで
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、
ユーラシア大陸を横断した際の旅の記録を全6冊に綴っています。
- 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
- 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
- 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
- 深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)
- 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)
- 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)」
『旅する力』は、『深夜特急』が生まれた経緯を本にまとめたもの。
私自身、なぜ旅をするのか、
自分にとって旅とは何かということを考えさせられました。
1日の終わりに『旅する力』を手に取り、
自分の”旅論”と比べながら読み進めていくと、
次第に冒険の旅に出かけたくなってくるのは私だけでしょうか?
旅するワクワク感を忘れないために、
日常生活の合間にもぜひ読んでみてほしい一冊です。
人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~
社会人で病んだら、スペイン巡礼に行こう。
そう決めて社会人になりましたが、
実際に病んでいた時はその余裕もなく笑
フリーランスになりパリに滞在している今こそ実現できると思い、
本をあさっていたら見つけた一冊。
そもそもスペイン巡礼とは、
サンティアゴデコンポステーラの大聖堂を目指し、
現在は宗教的理由以外にも
自分探しやダイエットなど、
思い思いの理由で800kmを走破するものです。
日本でいう四国のお遍路さんですね。
途中は巡礼者向けの宿や食事を安く提供してもらえるので、
節約したいバックパッカーにもおすすめの冒険。
著者も、社会人でがむしゃらに働いているうちに
いつしか心も体もすり減り退職し、
これからどうしよう….というときにスペイン巡礼に出かけたそうです。
世界各国から様々な事情を抱えた旅人が集まり交流し、
自分を見つめ直していく様子が赤裸々に綴られています。
私も巡礼に出かけたら、著者のように人との出逢いや多様な価値観に触れ、
「生きてる!」と実感するような旅ができると思うと
読んでいてわくわくしっぱなしでした!
もし人生に行き詰まっていると感じるなら、
この本を手に取ると何か解決の糸口が見つかるかもしれません。
何度でも人生はやり直せる。
そんなメッセージも込められた、
人生に前向きになれる一冊です。
女子が旅に出る理由
わたしはもう、可愛いだけじゃ 物足りない。
旅は女を自由にさせる。
14人の女の子、「初めて」の一人旅。
このリード文を読んでビビッときた一冊。
元々著者である世界一周団体のTABIPPOのイベントに
何度か参加したことがありこの本に行き着きました。
女一人旅、最初の一歩を踏み出すのには勇気が入りますよね。
でもこの本を読むと、
今ではバリバリ一人旅してらっしゃる方々も、
最初はみんな怖かったんだ、不安だったんだ、
ということがわかり、何だか気が楽になります。
私はこの本をキューバ一人旅に持参しました。
英語もネットも通じず、旅人生史上最大級の不安に駆られていましたが、
途中でこの本を読んだら、
めそめそなんてしてられない!
と自分の殻をやぶる勇気が湧いてきました。
もしあのときこの本がなかったら、
最後までめそめそもじもじしてキューバを満喫できず
旅を終えていたと思います。
もしこれから女一人旅に挑戦しよう、ちょっとハードな旅をしよう
と計画している旅好き女子がいたら、
この一冊を旅のお供にすることを全力でおすすめします!
インド旅行記〈1〉北インド編
女優の中谷美紀さんのインド旅行記。
そもそもあの洗練されたイメージの中谷さんが
インドを一人で周遊していたなんて驚きですよね笑
やはりはじめは特に衛生面で神経質になられていたようですが、
本も後半になると徐々にインドに適応していく様子が
読んでいて非常におもしろいです。
私もインドで寝台列車に乗っているとき、
車窓から牛を眺めながらこの本を読んでいました。
日本から来るとまるで異世界なインドで、
中谷さんが感じたカルチャーショックに自分の経験を照らし合わせて
つい夢中で読み進めてしまいました。
北インド以外にも、ほぼ全方面を旅されたようで、
写真編も含め全4冊出版されています。
リアルな女性のインド一人旅の様子を垣間見れる
おすすめシリーズです!
人生で一度はやってみたいアメリカ横断の旅 バイリンガールちかの旅ログ
人気Youtuberのバイリンガールちかさんが、
旦那さんの”おさるさん”とともに挑戦した
アメリカ横断の旅の記録。
美しい写真や詳しい観光スポットの解説、
またアメリカ横断のハウツーも書かれていて、
これ一冊あればすぐアメリカ横断の旅に出かけられます!
私もまだ挑戦したことのないアメリカ横断ですが、
題名のとおり人生で一度はやってみたいと思っています!
Youtubeの動画とページがリンクしているので、
動画を観ながら本を読むとより旅のイメージが掴めますよ。
さらに、帰国後本を執筆していく中で
こんなところもあったんだ!
次回こそは行ってみたい!
と感じたスポットについても触れており、
より濃い内容のガイドブックになっています。
私も誰か運転してくれる人が見つかったら、
この本を旅のお供にアメリカを横断しようと思います!笑
【番外編】旅の指さし会話帳13キューバ (ここ以外のどこかへ!)
ここで1つ番外編として紹介したいのが、
“キューバのスペイン語”の指さし会話帳です!
そもそもスペイン語自体話せないので
はっきりとした違いはわかりませんが、
キューバのスペイン語は標準のスペイン語と比べて
結構訛っているらしいです。
なので、もしキューバへ旅する際は、
“キューバのスペイン語”の指さし会話帳があると
よりスムーズにコミュニケーションが取れると思います!
実際私もキューバを一人旅したときに持参し、
本当に英語が通じなかったので非常に重宝しました。
まとめ
旅欲を掻き立てる!バックパッカーに超絶おすすめの旅本5選、
いかがでしたでしょうか?
私もこの記事を書きながらまた読み返したくなってきました笑
最近はネットで情報を得るのが主流ですが、
海外を旅しているときはネットに頼れない場面も出てきます。
そんなときに、旅本があると
貴重なオフラインの時間も充実しますよ!
また、日常生活を送る中で、
旅しているときのあのワクワク感を忘れないようにするのって
結構難しいですよね。
忙しい毎日を少しでもワクワクさせたいなら、
ぜひ旅本を読む習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
この記事でお気に入りの一冊が見つかれば幸いです。
他にもみなさんのおすすめの旅本がありましたら、
ぜひコメント欄で教えてください!!
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