こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。
2018年8月〜9月まで、女一人でスペイン巡礼、
カミーノに挑戦していました!
巡礼中はほぼリアルタイムでnoteを更新。
日記感覚で、日々の巡礼路の様子や
人との出逢い、考えたこと、感じたことを
赤裸々に綴りました。
今回から、全36日間のカミーノの記録を
3回に分けて1つずつ紹介していきます!
「女1人で挑戦したいけど、道中の様子が気になる」
「体力が不安だけど、実際どうなんだろう?」
「1人で歩いていても、寂しくないの?」
「カミーノで人生変わるって本当?」
「人生に行き詰っていて何かを変えたい」
こういった人たちには、
ただ楽しいだけじゃない巡礼エピソードなども、
1ミリも美化せずに書いているので
リアルな体験談はきっと心に刺さるはず。
それでは早速、みなさんをカミーノの世界へお連れします♪
Contents
スペイン巡礼1日目:ピレネー山脈越えてみた
Saint-Jean-Pied-de-Port〜Roncesvalles(25km)
カミーノ初日にして最大の難所、ピレネー山脈越え。
超急な坂をようやく登りきった!と思っても
まだまだ登り坂が続き、やっと頂上に着いたのもつかの間
次は急な坂を転げ落ちるように下っていく笑
そのわりに今思えば、1日目なのにペース早すぎ!と
突っ込みたくなります笑
もっと休憩をとってプラス2時間くらいかけるべきでした。
噂通り波乱万丈な1日目でしたが、
ピレネー山脈の壮大な絶景とロンセスバジェスでの夜は
忘れられない思い出になりました。
【note】↓
スペイン巡礼2日目:新たな人との出逢い
Roncesvalles〜Zubiri(21.5km)
みんな全身筋肉痛と闘いながら歩く2日目。
朝から道中で何人もの巡礼者と
おしゃべりを楽しみながら歩いた1日でした。
スビリの街は小さいですが、
バルもスーパーもあり必要最低限の物は揃っています。
街の入り口の橋の下では、巡礼者たちが
川に入って1日の疲れを癒していました。
ただ、早速事件発生!
2日目にして”あるもの”を失うことになります。
【note】↓
スペイン巡礼3日目:気合いでパンプローナ到着
Zubiri〜Pamplona(21.7km)
3日目にして疲労がピークに。
この日から私の“足痛すぎ日記”が始まります笑
noteを読んでくれていた友人たちに、
「正直足が痛い以外の情報が入ってこない」
と言われるほど、とにかく足の痛みを嘆いています笑
でもこれがリアルなのでw
(より有益な情報は当ブログの「スペイン巡礼カテゴリ」を
ご参照ください!)
ろくにトレーニングもせず普通のペースで
初めから飛ばすとこうなるよ、ということと、
きついときこそ人の優しさが染みるよ、という
カミーノの醍醐味も伝わる日記です。
【note】↓
スペイン巡礼4日目:パンプローナで休息日満喫
巡礼中最初の休息日。
パンプローナではまだ休まず
歩き続ける人も多かったですが、
4日目くらいはちょうど疲労が溜まってくる頃だし、
見所も多い街なので2泊するのもありです!
私が泊まった宿と、初めてのバル体験、
スーパーのレンチン食品のコスパの良さ、
たまたま開催されていた
フラメンコ祭りの様子を書きました。
1つ目のサポーターを買ったのもパンプローナでした。
この日からまさか1ヶ月以上お世話になるとは笑
【note】↓
スペイン巡礼5日目:ついにアキレス腱が逝った
Pamplona〜Puente la Reina(23.5km)
「あれ、休息日の効果は?」と突っ込みたくなりますよね笑
私も自分で「おや?」って思いました笑
ただ、歩いている最中は結構順調で、
今でも連絡を取り合うパワフルなおばちゃんに
初めて出会ったのもプエンテラレイナへの道中でした。
宿に着いてからアキレス腱が逝ってしまい、
1人で“カミーノを歩く理由”を改めて見つめ直していたら、
猛烈にセンチメンタルになったり。
それでもやっぱり最後は人の温かさに救われた1日でした。
【note】↓
スペイン巡礼6日目:初バスカミーノ
Puente la Reina〜Estella(バス)
初めてのバスカミーノ。
プエンテラレイナのバス停の情報も解説しています。
できれば全て歩き切りたいのが本音ですが、
本気で故障しリタイアするのを防ぐためにも
今は利用してよかったと心から思います。
バスカミーノをきっかけに台湾人夫婦とも仲良くなれたし、
むしろプラスの経験になりました!
体力に自信がなくてもいざとなったら
バス利用もできるとわかれば、
少しは気が楽になる人も多いのでは?
【note】↓
スペイン巡礼7日目:70歳のおばあちゃんに泣かされた
Estella〜Los Arcos(21.8km)
私を泣かせにかかった(?)おばあちゃんとの出逢いは、
巡礼中もっとも印象に残っているエピソードの1つです。
「やりたいことに挑戦するのに言い訳はいらないな」
と改めて感じさせられました。
また、アジア人は珍しいし1人ということもあり
結構声をかけてもらいやすいことが判明。
ロスアルコスの公営アルベルゲは広い庭があるので
のんびりおしゃべりするには最適でした。
【note】↓
スペイン巡礼8日目:足を痛めたら素敵な出逢いが待っていた
Los Arcos〜Viana(18.6km)
リオハワインの名産地らしく、
ぶどう畑の横をひたすら歩きます。
宿の好みが似ているのか、この後大都市のホステルで
何度も再会する日本好きなフランス人のおねえさんと
初めて出会ったのもこの日でした。
序盤で出会った人とも思わぬところでよく再会するのは、
カミーノの面白いところです。
ちなみにVianaの公営アルベルゲはおばちゃんが優しいし
キッチンも広いけど、ベッドの劣化がはんぱなかったです。
【note】↓
>>>スペイン巡礼8日目:足を痛めたら素敵な出逢いが待っていた話
スペイン巡礼9日目:人の優しさに励まされた1日
Viana〜Navarrete(22.4km)
もう特に前半は、巡礼仲間たちが励ましてくれるおかげで
歩き続けていられました。
そして、基本的にちょっとでも足に違和感を感じたら、
無理せずその街でストップすることの大切さを
身をもって体感。
Navarreteはあまり見所がないし、
とにかく休むだけの街というかんじでした。
【note】↓
スペイン巡礼10日目:コスパ最強アルベルゲに宿泊
Navarrete〜Najera(16km)
景色は大したことないけど、
自分のペースを保ち健康的に歩けた1日。
【スペイン巡礼の宿】最新情報!コスパ最強のおすすめアルベルゲ3選
で紹介したアルベルゲに泊まりました。
巡礼中一番コスパがよく気に入った宿です!
Najeraの街もこぢんまりした中世の街といった感じで
のんびり滞在ができますよ。
【note】↓
スペイン巡礼11日目:アイシングの効果はどこへやら
Najera〜Santo Domingo de la Calzada(21km)
足を痛めてはアイシングして朝には回復、
でも1日20kmも歩いたらすぐ再発…
そんな毎日ですw
足が痛いとどうしても気分が落ち込みがちですが、
そういうときこそ巡礼仲間と交流し元気をもらい
「これだから巡礼はやめられない!」と
前向きな気持ちになっていました。
【note】↓
スペイン巡礼12日目:ラテンの宴会に混ざった日
2回目のバスカミーノ。
バスはもちろん楽だし快適ですが、
次の街に早く着きすぎて暇なのが難点。
これだけ足の痛みに苦しんでいるのに、
やっぱり大自然の中を歩いたほうが楽しい!
と思っていました。
そしてこの日のハイライトは、何と言ってもラテンの宴会!
最高に愉快な人たちで、久々に笑いまくった夜でした。
ラテンの宴会メンバーは、この先何度も再会し
noteにも登場しますよ〜!
【note】↓
まとめ:足の痛みと人との出逢い
前半戦は、まだ慣れない足の痛みと闘いながらも、
素敵な巡礼仲間たちとの出逢いが毎日新鮮だったことを
よく覚えています。
「足痛いのにそんなに頑張らなくても…」
と思う人もいるかもしれませんが、
やっぱりまだこの先もいろいろな出逢いがあると思うと、
どうしても諦められませんでした。
だからこそ、バスカミーノや
休息日を入れて調節しています。
苦行と言えばたしかに苦行ですが、
それ以上にカミーノ独特の心温まる出来事は、
かけがえのない経験になること間違いなし!
次回の中盤編も楽しみにしていてください!
さらに深イイエピソードがたくさんでてきますよ〜!
コメントを書く