海外フリーランスの知られざる実態!リアルな現実とメリットまとめ

海外フリーランスの知られざる実態!リアルな現実とメリットまとめ

こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。

自分で言うのもあれですが、

海外フリーランスって

自由でかっこいいイメージがあり

漠然と憧れますよね。

でも実際は大変なことも多いんだろうな…

と何となく想像はついても、

具体的に何が大変なのか気になりませんか?

今回は、現在フランスのパリを拠点

フリーランスライターとして活動する中で

日々直面している4つの現実をシェアします。

最後に、海外フリーランスならではの

メリットも紹介するのでお見逃しなく!

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とりあえず孤独

日本にいるときと違って、

会社の同期も仲の良い友人も近くにいないし

とにかく孤独です。

しかもライターの場合、

基本的に一人で黙々とPCをカタカタしていれば

1日が終わります笑

きつかった日本での新入社員時代も

なんだかんだ同期と励ましあって

どうにか乗り越えられていましたが、

海外フリーランスは

基本的に自己解決するしかありません。

もともと1人でいることは好きだし、

そもそも協調性命の日本企業の中で

働くのがストレスだったので

孤独も嫌いではありませんが、

悩みをすぐ共有できる人が近くにいないのは

ちょっと辛いなと感じることもありますね。

さらに企業や語学学校などの

コミュニティに所属していないため、

友達も自分から行動を起こさないとできません。

Meetupなどのイベントに参加したり、

シェアハウスに住んだり、

工夫してローカルの友達を作る必要があります。

異文化ならではのトラブル

フランスでは、

ストライキは文化みたいなものらしく

今年は4ヶ月に渡り

ストライキが実施されました。

そもそもストライキがなくても

突然電車が謎に止まったり、

行き先変更で乗り換えのために何十分も待ったり

一刻も早く仕事を始めたいのに

電車に缶詰になることはちょくちょくあります。

私はパリとはいえ郊外に住んでおり、

ただでさえ電車で片道45分くらいかけて

市内の図書館に向かっているので、

頻繁な電車のアクシデントは結構ストレスです。

このように、海外フリーランスは

仕事上のトラブルや悩みだけでなく、

日本では考えられないような不便とも

毎日向き合い順応していく必要があります。

納期やSkypeは日本時間から逆算

フランスと日本の時差は夏の場合7時間。

WEBライターの仕事では、

時差を考えると納期の前日夜までには

納品しなければアウトになるので、

常に早め早めの行動を心がけています。

クライアントとのSkypeでのやり取りは、

場合によってフランス時間の

深夜や早朝になり得るため、

やはり時差という壁は多少なりとも感じますね。

とはいえ、ある意味

スケジュール管理能力が身につくので、

私はポジティブに捉えるようにしています笑

体調を崩すと日本以上にめんどくさい

先日突然耳が痛くなり急遽病院を受診しました。

ただ日本のように、

一筋縄ではいかないのがフランス。

大変なのは言葉だけではありませんでした。

フランスは日本と違い、

勝手に耳鼻科などに行けばいいわけではなく、

まずかかりつけ医に予約を取り受診した上で

必要なら紹介状をもらい、

専門医を受診する仕組みです。

しかし今は絶賛バカンスシーズンのため、

かかりつけ医の候補はみんなバカンス中

なかなか診察の予約が取れず苦労しました。

結局予約なしで総合病院に行きましたが、

そこも耳鼻科の専門医はみんなバカンス中で

救急外来で待つこと4時間。

ようやく処方箋を手にした頃には

もう薬局は閉まっていました笑

バカンス問題を抜きにしても、

海外では病院の受診システムが日本と違うため

スムーズにいかないことも多いようです。

慣れない環境のため体調は崩しやすいですが

海外だと余計に手間がかかるので

いつも以上に健康には気を遣う必要があります。

まとめ:それでも海外フリーランスはお得

海外フリーランスは、

仕事だけでなく生活面のさまざまな壁

自力で乗り越えなければいけません。

それでも私がパリでのフリーランス生活が

メリットに感じるのは、

人と違った方法で経験値を上げられるからです。

フリーランスでライターをやるとなると、

自分の個性をいかにうまく伝えられるか

重要になります。

私の場合、ヨーロッパ中の旅行見本市に参加

出展者に取材や営業をすると、

“パリでインバウンド情報を発信中のブロガー”

は珍しく食いついてもらいやすいです。

このように人と違った点をアピールしやすい

現地調査など海外にいるからこそ受注する仕事もあるので、

仕事の幅が無限大で楽しいです!

もちろん楽なことばかりではありませんが、

海外フリーランスに少しでも興味があるなら、

一度きりの人生、一歩踏み出してみることを

個人的にはおすすめします!

次回は、ほぼノースキルの私が

フリーランサーデビューを果たしてから

どうやって仕事を得ているのか

解説していきます。

 

 

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