こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。
現地時間4月15日18時50分頃、
パリ中心部、セーヌ川沿いに位置する
ノートルダム大聖堂で火災が発生しました。
約14時間後にようやく鎮火しましたが、
フランスの歴史とともに、
850年もの間パリの街と市民を
見守り続けてきたシンボルが崩れ去った今、
パリは深い悲しみに包まれています。
イースター休暇の影響で
普段以上にパリの街が賑わいを見せている中、
突然の交通規制等で観光客の間で
混乱が生じているのも事実です。
今回は、火災発生から一夜明けた
4月16日現在のノートルダム大聖堂付近の様子を
現地レポートとしてお届けします。
(一部情報更新)
ノートルダム大聖堂付近の駅は閉鎖
4月17日現在、
RER C線の
Saint-Michel Notre-Dame駅と
メトロ4号線が走る
Cite駅とSaint Michel駅は
終日閉鎖されています。
電車に乗っていても通過するので、
サン・ミッシェル界隈に行きたい場合は
RER B線のSaint-Michel Notre-Dame駅や
メトロのChâteletやOdeonなどで下車し、
サン・ミッシェルまで歩くことをおすすめします。
いずれも徒歩10〜15分ほどの距離です。
RER BのSaint-Michel Notre-Dame駅の
出口3, 4は閉鎖されているのでご注意ください。
ノートルダム橋は通行不可
シャトレとシテ島を結ぶ
ノートルダム橋(Pont Notre-Dame)は、
4月16日現在、通行止めとなっていました。
警察官に迂回ルートの情報を求める
観光客の姿が多く見受けられます。
火災の原因は改修作業の現場付近での
失火と見られていますが、
現在も現場検証等が行われているため、
ノートルダム大聖堂付近は
いたるところで交通規制が
実施されている状況です。
ノートルダム橋は一例ですが、
他にも通行できない箇所がいくつかあるはずなので
現場の警察官の指示に従い行動しましょう。
シャンジュ橋(Pont au Change)と
サン・ミシェル橋(Pont Saint-Michel)から
オデオン方面まで抜けることはできますが、
各橋の上はメディアをはじめ
観光客などで非常に混雑しています。
人混みではスリに注意!
パリが悲しみに包まれている今、
スリが横行することは想像したくありませんが、
可能性は否定できません。
サン・ミッシェル界隈は
イースター休暇が重なっていることもあり、
非常に混雑している状況です。
スリが紛れ込んでいることも
なきにしもあらずなので、
通行する場合は写真撮影に夢中になりすぎず、
貴重品の管理には十分注意しましょう。
セーヌ河岸の風景を楽しみたい場合は、
ルーヴル美術館付近でも可能です。
ノートルダム大聖堂付近の規制エリアでは節度ある行動を
現在ノートルダム大聖堂付近では
多くの警察官が規制エリアに立ち
警備と同時に観光客の対応も行っています。
ノートルダム大聖堂の正面を
遠くから眺められる橋の上では、
我先にセルフィーを撮ろうとしている
観光客も見受けられましたが、
現場では警察官の指示に従い
節度ある行動を心がけましょう。
\あわせて読みたい/
【パリの治安事情】エッフェル塔の前でスリ未遂!一部始終と対策まとめ
【在住者直伝】パリ観光を楽しむために必要な最低限の安全対策5選
コメントを書く