こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。
学生旅行や女子旅、新婚旅行などで
圧倒的人気を誇るフランス、パリ。
カフェ巡りや美しい街並みに憧れますが、
実際心配なのが言葉ですよね。
特にフランス人は英語を話したがらず
意思疎通に苦労するイメージを持っている人も多いのでは?
正直パリ中心部のカフェやレストランなど、
観光地では基本的に英語が通じます。
しかし、マナーや少しのフランス語を心得ていれば、
フランス人の対応がガラッと変わるのも事実。
在住2ヶ月目でフランス語初心者の筆者でも使える、
これだけは押さえたいフランス語の簡単フレーズとマナーをシェアしていきます!
Contents
挨拶は一番大切なマナー
フランス人にとって挨拶は基本中の基本!
バスに乗るとき、急いでいたフランス人が
挨拶なしに行き先を質問したところ
運転手がわざとらしく「Bonjour」と言い返していたことも。
日本ではお店などで挨拶するのは店員だけで
お客さんは基本無言ですよね。
しかし、パリに来たら挨拶をしないと会話が始まらないので、
自分から率先してあいさつしましょう!
(なんか就活のセミナーみたい笑)
最低限覚えると便利なフレーズ
観光中実際に使えるフランス語のフレーズを
8つ厳選しました!
これだけでもフランス語で言うと
相手の反応も変わってきますよ!
あまりカタカナ表記で発音を説明するのはよくないですが、
あくまで初心者でもわかりやすくするために
補足説明として書きます。
Bonjour/Bonsoir
意味:こんにちは/こんばんは
発音:ボンジュー/ボンソワ
ちなみに「おはよう」もBonjourと言います。
Bonsoirに変わる明確な時間帯は決まっていませんが
大体18時頃から言い始める人が多いです。
店に入るときやレジで自分の番が来たとき
ショッピングモールのセキュリティチェックなど、
とにかく会話の始まりはいつもこの挨拶から!
Merci
意味:ありがとう
発音:メルスィ
何かしてもらったとき
ちょっとしたことでもMerciと言うと
相手も笑顔になってくれる魔法の言葉。
Au revoir
意味:さようなら
発音:オウヴォア
レジやレストランで会計が終わったら
無言で立ち去らず
Au revoirで締めくくりましょう。
Bonne journée/Bonne soirée
意味:良い1日を/良い夜を
発音:ボンジョルネ/ボンソワレ
言うタイミング:午前中から昼過ぎまで/夕方から
Au revoirと合わせてフランス人がよく使うのが
Bon journéeとBonn soirée!
英語で言う“Have a nice day”です。
時間帯によって2つの表現を使い分けます。
もし相手に言われたら、
Merci, à vous aussi (メルスィ、アヴオスィ)
「ありがとう、あなたもね!」といった意味になります。
Parlez-vous anglais?
意味:英語を話しますか?
発音:パレ ヴ オングレ?
ちょっと何か尋ねたいけど
フランス語では言えない場合、
まず「英語を話しますか?」と
一応フランス語で断りをいれたほうが無難。
もし話せる場合でも「少しなら…」と言ってくる場合がほとんどですが、
本当に話せないときっぱり断られるか、
代わりに英語が話せる人を呼んできてもらえることも。
少しはフランス語話す気はあるんだぞ!
という姿勢を示すことが大事だったりします笑
Pardon
意味:すみません
発音:パードン
人にぶつかったとき、電車を降りるために通して欲しいときなど
一言Pardonと言えるとスマート。
日本のように無言でグイグイ押して出ようとすると
おそらくとても嫌な顔をされます。
ちなみに、相手が何て言ったか聞き取れず
聞き返すときもPardonを使います。
S’il vous plaît
意味:英語でいうplease
発音:シルヴプレ
「Un café, s’il vous plaît (コーヒーください)」のように、
店で何か注文するときは
物のあとにs’il vous plaîtを付け加えるだけ!
◯◯いりますか?と聞かれたら
Oui(はい)だけでなくOui, s’il vous plaîtと言えると
より丁寧になります。
Vous allez à〜?
意味:(地名や駅名)に行きますか?
発音:ヴザレ ア〜?
駅やバス停で
行き先を尋ねたいときに便利なフレーズ。
しかも返事はOui(はい)かNon(いいえ)なので
聞いたはいいけど答えがわからないということもありません。
私もストライキや脱線事故で臨時バスを利用したとき、
毎回行き先を確認するために多用していました!
もし答えがNonでも
フランス語と身振り手振りで教えてくれるので
そんなに心配しなくて大丈夫です。
読めないor発音が難しいものは書いて見せる
フランス語の何が難しいかというと
書いたまま読めない(最後の子音は発音しないとか)ことと、
発音が難しい(特にr)こと。
いくら頑張って話しても発音が悪いとどうしても通じないことがあります。
駅名や地名、注文したい物がうまく言えないときは、
書いたりスマホでスクショを見せたりして対応しましょう。
私も最寄駅が長すぎ&発音が難しくて
なかなか通じなかったときは
スマホの画面を見せて理解してもらっていました笑
まとめ
パリ観光で便利なフレーズとマナー、
いかがでしたか?
挨拶は絶対フランス語でして、
+αで別れ際にBon journéeと言えれば
より気持ちよくフランス人とコミュニケーションが取れます!
向こうも観光客だなと気付きつつ
少しでもフランス語で話そうとする姿勢が伝わると、
途中から英語で話そうが
より丁寧に対応してくれます。
パリに観光でお越しの際は、
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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