こんにちは、パリ在住フリーランスライターのnatsumi(@natsumiinparis)です。
先日、WTM Londonの取材でロンドンに行ってきました!
パリに帰るときは時間をより効率的に使うため、
夜行バスを利用。
ヨーロッパ全域に路線がある格安バス会社、
Flixbusで約9時間、片道だと20ユーロの旅です。
所要時間にはイミグレーションも含まれているため、
ちょっと長めの休憩を入れて東京〜大阪間より
少し時間がかかるようなイメージになります。
今回は、ロンドンからパリへ夜行のFlixbusで移動した際の
具体的な流れや入国審査での注意点をシェアします。
「宿泊費を浮かせて旅費を抑えたい」
「目一杯観光して効率的に夜移動したい」
そんな旅人には必見の最新情報ですよ〜!
(2018年11月現在の情報としてお届けします)
Contents
Victoria Coach Stationから出発!
ロンドンからパリまでのバス路線は
ほとんどVictoria Coach Stationから出発しますが、
念のため事前にE-ticketをよく確認しておきましょう。
鉄道のVictoria Stationのすぐ近くにあります。
また、バスの降車用と乗車用のターミナルは別なので
間違えないよう注意が必要です。
バスターミナルに入ると目の前に
出発時刻やゲート番号が載った電光掲示板がありますが、
基本的にイギリス国内の中距離路線のみの表示です。
しかもEurolinesのバスばかりで、
Flixbusの文字はどこにも見えず…
「まさか場所間違えた?」と不安になりましたが、
奥にあるEurolinesの案内所にいた
バスターミナルのスタッフらしき人に聞いたら、
ゲート番号を教えてもらえました。
ゲートを1つ1つまわって電光掲示板の小さい文字を
頑張って確認していく方法もありますが、
ゲートは20以上ありかなり地道な作業になってしまうので
そのへんにいるスタッフに聞くのが得策です。
私は23:30発のバスだったので
30分前には到着していましたが、
空港行きの深夜バスを待っている人も大勢おり
夜遅くてもスタッフは必ずいるので安心してください!
▲写真はポルトガルで乗ったものです。イメージ画像として載せています。
出発20分前くらいになったらゲートが開き
バスに乗り込めました。
大きい荷物はバゲージタグをもらって
荷物入れに入れてもらいます。
乗車の際は事前に印刷しておいたE-ticketか
アプリで表示したQRコードとパスポートを
運転手に提示しましょう。
基本的に自由席なので好きなところに座れます。
WIFI&電源完備の快適なバス旅
基本的にFlixbusは電源とフリーWIFIが完備されています。
電源はCタイプなので変換プラグの準備を忘れずに!
USBの挿し口も付いていました。
バスで寝ている間に充電ができるのは
かなり嬉しいポイントですよね。
WIFIはSNSのチェックやネットサーフィンくらいなら
問題なく使えます!
ただ、Youtubeは接続不良でほぼ見られませんでした…
バスによっては稀に全く接続できない場合もあるので、
乗車前に到着後の宿泊地までの行き方などは
調べておくと安心ですよ。
イミグレーションの後はサービスエリアへ
Victoria Coach Stationを出発して約2時間後に
イミグレーションへ到着します。
突然車内の電気がつけられ
「パスポートコントロール!!」とドライバーが叫ぶため
気づかないことはないのでご安心を笑
バスでイギリス入国時は所持品を
全て持って行くよう指示されましたが、
出国時は貴重品のみで大丈夫でした。
手続き自体は係官にパスポートを渡すだけ!
スキャンをされた後、さらっと返却されました。
非常に簡単ですよね。
(スキャンというワードはよく覚えておいてください)
審査を終えると免税店やカフェなどがある
サービスエリアのような場所へ出ます。
同じバスだった人たちはすぐにバスに戻ることなく
うろうろしたりトイレに行ったりしており、
出口も数カ所ありどこへ繋がるかわからず
いつまでここで時間を潰せばいいんだ?と戸惑いました。
こういうときのために、あらかじめ同じバスの人の中で
目印になる人を勝手に決めて目で追うようにしています笑
ずっとサービスエリア?で待機するのか不安だったので、
目印にしていたグループのあとを追ったら
またバスが待機していた場所へたどり着きました。
サービスエリアの建物は円形になっているので、
おそらくどの出口から出ても
最初バスを降りた方面へ向かって歩けば帰れます。
乗客の半分くらいはすでにバスに戻っていたので、
トイレ休憩などを済ませたら
なるべく早めにバスに戻った方が良さそうです。
あれ、フランスの入国審査は?
イミグレーションを終えたのは深夜2時頃。
バスに再度乗車し、
次はフランスの入国審査かな〜と思ったら
ユーロトンネルを通るための
コンテナの中に入っていきます。
「あれ、フランスの入国審査は??」
パスポートを確認しても、
やはり何もスタンプは押されていない…
ちょっと不安になったのでグーグル先生に聞いてみると、
どうやらイギリスの出国審査は省略され
先ほどのパスポートコントロールが
フランスの入国審査だったことが判明。
フランスの入国審査ではスタンプをもらおう
今回のケースのように、
パスポートにスタンプを押さず
スキャンだけで済ますことは多いようでした。
なぜならバスの利用者の大半はヨーロッパ在住者で
彼らは入国スタンプがなくともレジデンスカードがあれば
フランス出国時に何ら問題はないからだそうです。
しかし、日本から旅行で来ている人は
フランス出国の際にスタンプを確認されるそうなので
スキャンだけではなくスタンプも忘れずにもらいましょう!
もしもらい忘れた場合は、バスのE-ticketをしっかり保管し
フランス出国時に「どうやってフランスに入国したのか?」
と聞かれた際に提示できるよう、念のため準備が必要です。
私もフランスに住んでいるとはいえワーホリなので、
一応準備はしておこうと思います…!
ユーロトンネル以降は寝てるだけ!
バスによってはフェリーを利用することもあります。
以前Eurolinesを使用したときはそうでした。
しかし今回はユーロトンネルで国境を越えます!
バスごと電車のコンテナ?の中に乗り込むため、
フェリーのときのように一旦下車することはなく楽です。
一度どこかのサービスエリアで
再度トイレ休憩がありましたが私は爆睡していました笑
朝のパリはかなり渋滞するので
到着が遅れることもあるようですが、
私のバスはむしろ早めに無事到着!
パスポートコントロールさえ無事突破すれば
あとは寝ているだけで着くのでとても楽でした!
まとめ:入国審査ではスタンプをもらう!
ロンドンからパリまで夜行バスを利用する際に
気をつけることはただ1つ、
入国審査でスタンプをもらうこと!!
あとは一応目印となる人を決めておき
休憩で迷子にならないようにするなどもありますが、
基本的にはひたすら寝ているだけです笑
バスで国境越えってハードルが高そうに聞こえますが、
思ったより簡単ですよね!
宿泊費も浮き効率的に移動できる夜行バス、
ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?
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