こんにちは、natsumi(@natsumiinparis)です。
東南アジアバックパッカー旅の醍醐味、陸路移動。
特に寝台列車の旅は、
いまや日本ではほとんど体験できなくなり
せっかく東南アジアを旅するからには乗ってみたい!と
憧れる旅人も多いのでは?
乗ってみたいけど、実際不安なのが車内の治安。
特にバックパッカー女子には気になるポイントですよね。
私も乗ってみたからわかったのですが、
実は女性専用車が存在します!!
そこで今回は、バックパッカーのバイブル
「深夜特急」の舞台にもなった
タイのバンコクから
チェンマイまでの寝台列車の旅で
女性専用車を利用したときの体験をレポートします!
旅の始まり
バンコクのフアランポーン駅。
日本でいう東京駅のようなところで、
ここからマレーシアなどにも繋がる国際列車を始め
鉄道旅の起点になっています。
現在はタイ国鉄オンラインサイト(英語)で事前予約もできますが、
私は数日前に駅の下見がてら
実際に訪れてチケットカウンターで購入しました。
初めての寝台列車だったこともあり二等車を利用。
このとき女性専用車があるなんて知らなかったので、
ホームで自分の車両番号を見つけてびっくり。
“Ladies & Children Car”の看板が!
窓口担当者のおねえさんが
気を利かしてアレンジしてくれたようです!
貧乏旅のため車内販売を利用する予定もなく、
ホームの売店でお菓子を買ってからいざ乗車。
女性専用車の安心ポイント
カーテン付きでプライバシーも守られる!
女性専用車らしくピンクのカーテンです。
プライバシーが守られるのはもちろん、
夜も電気はついたままなので
まぶしくて寝られない!なんてことも防げます。
まあそれでも光は射し込んでくるので、
気になる方はアイマスクを持参したほうがいいです。
大きいスーツケースやバックパックは
座席の下のスペースに入れられますが、
近くの人と譲り合って使いましょう。
私は心配なので、ワイヤーロックで
柱にくくりつけて置いていました。
貴重品の入ったバッグは肌身離さず管理しましょう。
私はいつも枕にしたり、
窓側において抱きかかえながら寝ています。
安いのもあり上段のベッドにしましたが、
女性1人寝ても広さは問題ないです。
ぶれてて申し訳ないですが、
ペットボトルホルダーや充電できる
コンセントまでついていました。
車掌さんも女性
ここまで徹底してくれているととても安心ですよね!
夜になると普通の座席をベッド仕様に変え、
ベッドメイキングまで車掌さんがやってくれます。
私は下の段がタイ人のおばあちゃんだったので、
18時にはベッド仕様に変わってしまい、少し不便でした笑
肝心の寝心地
私は基本どこでも寝られるタイプなので
万人に共通するかはわかりませんが、
少なくとも私は特に問題なくぐっすり眠れました!
上段のほうが下段よりは揺れますが、
柵も何もないベッドから
落ちそうになるほどではありません。
バンコクからチェンマイは所要時間12時間ですが
思った以上にあっという間に朝を迎えられます。
おまけのほっこりエピソード
私の下段にいらっしゃったタイ人のおばあちゃん。
結構お金持ちそうな風貌で、
夜ベッド仕様になるまで向かい合って座っていても
ニコリともせず終始無愛想な感じ。
朝になり、ベッドも片付け
また座席で向かい合って座っていますが
相変わらず無愛想なまま。
朝ごはんの時間帯になると、
おばあちゃんが車掌に何か頼んでいる様子。
しばらくすると、
スナックの盛り合わせのようなものが到着しました。
私は昨夜買ったお菓子もほとんどなくなっていたので、
おばあちゃんの朝ごはんか〜いいな〜と思っていたら、
タイ語で何か言いながら
スナックを差し出してくるではありませんか!
近くにいた英語のできるタイ人のおねえさんが、
「これはあなたにって言ってるよ!」と通訳してくれ、
ひたすらコップンカーを連発して
おばあちゃんに感謝を伝えました。
そしたらずっとムスっとしていた
おばあちゃんがついに笑顔になり、
言葉も通じない異国からのひもじい旅人のために
ここまでしてくれるなんて、本当に感動しました。
最後はお互い笑顔でお別れできて嬉しかったです。
長距離の鉄道旅だからこそ、
このような素敵な出逢いに恵まれたのかと思うと、
挑戦してみてよかったなって思います。
まとめ
寝台列車の旅の魅力、伝わりましたか?
実は女性でも安心して利用できるんですよね。
非日常を感じるなら絶対外せない寝台列車の旅。
せっかく東南アジアを旅するなら、
一度はぜひ挑戦してみてほしいです!
私のような、ほっこりする素敵な出逢いに
あなたも巡りあえるかもしれません….!
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